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DVD規格は、1992年にハリウッドの映画業界が日本のメーカーに「CDと同サイズで映画を再生できるメディアを開発してほしい」と依頼したことによって開発が開始されました。
その後「ドルビーデジタル音響の採用」や「マルチ言語表示」、家庭用テレビでLDを超える高画質」などの要望を実現し、現在のDVDが誕生しました。
当初再生用ディスクとしてリリースが開始されたDVDは、「Digital Video Disc」の略と言われていましたが、現在ではパソコン用の記録媒体などでも利用されるため「Digital Versatile(万能の) Disc」の略と公表されています。
CPRMとは、「Copy-Protection for Recording Media」の略。
この規格に準拠したデジタルコンテンツは、対応の記録機器と記録媒体を使用することにより、「1回だけ」デジタルで情報を記録することが可能となります。
仮に衛星放送にてCPRM準拠の映像が放映されている場合、ハードディスクを介して(HDDは記録媒体としてカウントされません)CPRM対応DVD- RAMなどに記録することが可能ですが、このDVD-RAMをもとにDVD-RやDVD-RWなどの別媒体にデジタル映像としてコピーすることは出来ません。
DVDメディアには「ビデオ用」と「データ用」の2種類がありますが、この違いはメディアの種類によって異なります。
●DVD-Rの場合
DVD-Rに関しては、ビデオ用とデータ用の製品差は基本的にはありません。お使いの機器によって異なりますが、ビデオ用のメディアにPCデータを記録することも、その逆も可能です。
ただし、DVDメディアには固有のIDがあり(これで倍速対応などを認識)、一部の機器ではこのIDによってビデオ用かデータ用かを認識区別する場合があります。この場合、それぞれ専用の規格のメディアしか使用できない事があります。
●DVD-RAM/RWの場合
RAMやRWなどの書き換えメディアでは、ビデオ用データ用それぞれにメディアにかけられたフォーマットが異なります。
基本的にDVDには“UDF(ユニバーサル・ディスク・フォーマット)”と呼ばれるフォーマットがかけられており、ビデオ用のメディアの場合これにさらにビデオフォーマットがかけられています。
逆の使用用途にてこれらメディアを使用する場合は、このフォーマットをかけなおす必要があります。
また、ビデオ用の製品は近年ほぼすべてが“CPRM(コピー・プロテクション・フォー・レコーディング・メディア…「1回だけ記録可能」コンテンツ)”対応となっておりますが、この対応情報はディスクの改ざん不可領域に記録されているため、たとえばデータ用をビデオ用にフォーマットしなおした場合などはCPRMコンテンツの記録は行えません。
別名
「DL」 「デュアルレイヤー(DVD-R)」 「ダブルレイヤー(DVD+R)」等…
高い互換性を保ちつつ従来のDVD規格に比べ約2倍の容量を持つ「片面2層」は、何故ここまで人気を博しているのでしょうか?
意味
「片面」とは、記録のできる面が片面であるという意味です。というのも両面共に記録ができるDVDメディアが現存している為、区別しています。
「2層」とは、記録できる層が、2つ重なっているという意味です。従来のDVDメディアである「1層」と区別し、片面記録のみで容量が2倍近くまで増量している仕組みを片面2層といいます。
メリット
●高い互換性を保つことができる!
市販DVD-ROM等で採用されている片面2層は、一般的な技術で、ほとんどのDVDプレイヤーで再生することができます。それを応用したDVD±R DLもまた、互換性を保つことができます。
●なんと言っても容量が約2倍の8.5GB!
テレビを録画する場合、従来のDVD±Rは120分ほどしか記録できませんでしたが、片面2層はなんと215分もの記録が可能となりました。そのため、今までは120分以上の番組を録画する場合だと、画質を落とすか、2枚のメディアに分けて保存する方法をとっていた訳ですが、このような、わずらわしい作業をする必要がなくなる為、大変魅力的なメディアといえます。
デメリット
●価格がまだまだ高価
片面2層が発売されて1年半ほど経ちますが、他のメディアに比べ高価です。どのぐらい高価だというと、例えば通常のDVD-Rでは1枚あたり50~100円で出回っていますが、DVD-R DLですと1枚あたり500円前後します。
●映像が一瞬止まる所がある
記録する層を2つに増やしたため1層目と2層目の切り替え時、一部のプレイヤーまたはPS2等では一瞬ですが映像が止まります。これは仕様であり、もちろん故障ではありません。
表現例
「等倍速」「1倍速」「1x」等…
意味
「倍速」とは単にダビング速度の事を指します。パソコンやDVDレコーダのハードディスクをDVD-R等にダビングする場合に影響が出てきます。
例えば4倍速対応のメディアにダビングをした場合、通常の約4分の1の時間で保存が完了します。
現在最大で、DVD±Rは16倍速、DVD-RWは6倍速、DVD-RAMは5倍速、DVD+RWは8倍速、DVD-R DLは4倍速、DVD+R DLは8倍速まで対応しています。
ダビング速度は遅いより速いほうがいいに決まっていますが、そうすることでデメリットも発生してしまいます。
では、自分に合ったメディアを選ぶにはどうすればいいのでしょうか?
まず一番大事なことですが、ご使用になる機器が、どのメディアに対応しているのか調べる必要があります。対応していないDVDメディアを機器で使用すると誤作動の原因となりますので注意してください。(例えば、DVDレコーダが2倍しか対応していないにもかかわらず、4倍速対応のDVDメディアを使用する場合等)
DVDレコーダやDVDドライブに対応するメディアの情報は各機器の説明書やホームページに記載されています。
また、一般的に対応速度が遅いほど書き込みエラーが出にくい傾向にあります。
DVD-RとDVD+Rは共に、一回だけ録画できる追記型DVDメディアであり、容量も4.7GBです。
どこに違いがあるのでしょうか?どうして似た規格が創られてしまったのか?また、どちらを購入すれば良いのでしょうか?
意味
「DVD」とはデジタル多用途ディスクの事で、DVD-Rは「DVDフォーラム」、DVD+Rは「DVD+RWアライアンス」という団体が運営しています。
何故、DVD-RとDVD+Rの二極化が進んでしまったのでしょうか?
1995 年頃、各メーカーで次世代光ディスクの開発が盛んに行われていました。しかしその結果、規格が分裂されることに対して、消費者の足が今後、遠のく恐れも出てきた為、多くの企業が歩み寄りました。こうして規格統一を目的として創られた組織団体をDVDフォーラムといいます。
一方で、DVDフォーラムに対抗すべく、2001年に「DVD+RWアライアンス」という別の組織団体を発足しました。DVD-Rより互換性に優れた DVD+RW DVD+Rを開発。両団体はライバル同士となり、DVD-RとDVD+Rの分極が進んでいきました。現在、規格が乱立し、統一化が図られる兆しの見えない状況に陥っています。
さてDVD-RとDVD+Rの違いの一つに、互換性の差が挙げられます。DVD+Rは再生に関して、DVD-ROMが読めるすべての機器に対応しています。(ROM化)。また、ファイナライズの作業は不要ですので便利です。
海外ではDVD+Rの圧倒的なシェアを誇っていますが、日本の場合、DVD+R録画に対応しているDVDレコーダはソニーと、ごく一部のメーカーのみであり、その中で現在販売されいるほとんどがDVD-Rの録画にも対応していることから、DVD-Rに軍配があがっているといえるでしょう。
意味
「DVD-R」とは一回だけ書き込み可能なDVDメディアの事を指します。「追記」とは、一度録画などして、まだ容量が余っているメディアに対して続きを保存することを言います。
DVD-Rでの追記はDVDフォーラムによって決められた規格の仕様に含まれていますので可能です。
ただし「ファイナライズ」の作業をしてしまうと、データの追記はできなくなりますのでご注意ください。
意味
「ファイナライズ」とは、録画されたDVD-R/RWなどを再生対応の機器で再生できるように処理することです。
では、どういう時にファイナライズをすればよいのでしょう?
●DVD-Rにメニューを付加したい場合
ファイナライズの必要があります。DVDレコーダではファイナライズと同時にメニューも作成します。
●自分のレコーダで録画したDVD-Rを、自分のレコーダで再生する場合
ファイナライズの必要はありません。
●自分のレコーダで録画したDVD-Rを、別のレコーダやプレイヤーで再生する場合
ファイナライズの必要があります。ただし、ファイナライズをすると空き容量があっても追記できなくなります。
●DVD-RWにメニューを付加したい場合
ファイナライズの必要があります。
●自分のレコーダで録画したDVD-RWを、自分のレコーダで再生する場合
ファイナライズの必要はありません。
●自分のレコーダで録画したDVD-RWを、別のレコーダやプレイヤーで再生する場合
ファイナライズの必要があります。DVD-RWの仕様上ファイナライズをしても、書き込んだレコーダにて、後に解除できます。
●PSXで録画する場合
録画が完了された時点で、自動的にファイナライズされます。
意味
「GB」とは単位であり1GBは1Byte(バイト)の1073741824倍の数値を表します。1Byteとはパソコンの半角英数字1文字分を指します。
DVDのパッケージ等に記載されてある4.7GBは、実は「1GB」を107374182Byteとしてではなく、単に10億Byteと仮定して計算してますので、実際の容量は4.7GBより少なくなります。
なぜそういう書き方をしたかは不明ですが、おそらく少しでも容量を多く見せようとする戦略性があったのではないでしょうか。
意味
「Byte」はパソコン等で使用される情報量を表す単位を指します。1Btyeで英数字1文字を表します。
1Btyeは8bitの構成で1bitに入るデータは必ず0か1です。言い換えれば0か1のデータ8個分を1Byteとなります。
通常、数を表す場合 「1 2 3 4 5 6 7 8 9 0」の10個の文字で表現します。これを10進法といいます。
一方、パソコンなどのデジタルコンピュータでは「1 0」の2個の文字で表現します。これを2進法といいます。英語でバイナリーといいます。
2進法では1+1=10と表現し、位がひとつ上がります。

(10進法と2進法の加算推移)
すなわち、1Byteは必ず0~255の整数の内のどれかを表していることになります。
0~255の数値を表現できることは、数値に文字を割り振って置き換えることで文字の認識が可能となります。
これは、ポケベルを思い出すと分かりやすく、例えば、1は「A」、2は「B」、3は「C」、32は「f」など数値の組み合わせで文字を決定します。英数字は、大文字小文字合わせても100通りほどしかありませんので、この表現ができるわけです。これらの英数字を総称して特にアスキー文字、半角英数字といいます。
また、日本では加えて漢字を使用しますので、256通りではすべてを表現できません。そこで2Byteを1文字とすることで、範囲を0~65535までの65536通りに拡張する形をとっています。これら漢字を含めた文字を一般に全角文字といいます。
フォーマットとはメディアのデータをすべて削除し必要に応じてデータの一部を再構築する操作のことを指します。
フォーマットは物理フォーマット、論理フォーマット、アプリケーションフォーマットの3種類があります。
物理フォーマットとは、円盤(ディスク)状の記憶装置における全セクタ情報を書き直す操作のことです。全セクタのデータを物理的に書き換える為、一番時間のかかるフォーマットであり、例えばDVD-RAM物理フォーマットでは1時間~1時間半ほどかかります。すべてのDVDメディア、CDメディアは工場出荷時に物理フォーマットされていますので、購入されてから特にこの作業は必要ありません。
論理フォーマットは、メディアにファイルシステムを再構成する操作の事です。ファイルシステムとは例えば本でいうところの目次やページ数の情報等にあたります。
DVD を読み込む際、機器は必ず目次(アドレス)を解析し目的のデータを取得します。論理フォーマットは、この目次部分のみを白紙にする事で目的のデータを探せない、つまりデータがあたかも消えてしまったかのような状態にすることができ、フォーマット時間は僅か数分で終了します。DVDではUDF形式のファイルシステムを使用しています。
アプリケーションフォーマットとは、デジタル機器関連機器において扱う動画などの情報を記録する際、あらかじめ決められたルールに従った共通のデータ形式を指します。例えばすべてのDVDプレーヤーはDVD-Video形式に従ってデータを読み込みます。そのため、録画したDVD-RやDVD-RW をDVDプレイヤーで再生できるようにする為には、DVD-Video形式のルールに従ってデータを書き込む必要があります。例えば国語ではノートは縦書き、数学は横書き等あらかじめルールが決められています。もしこのルールが定まっていないと、各々が好き勝手な書き方になり統一性を図る事が困難になってしまうでしょう。
現在主流のアプリケーションフォーマットは、DVD-Video形式かVR形式のどちらかであり、主にDVD-Video形式はDVD-R、DVD-RWで、VR形式はDVD-RW、DVD-RAMで使用されています。
近年記録メディアがいわゆる「テープ系」から「ディスク系」へと急速に変化しつつあります。
その中で、最も保存に適したメディアとは、いったいどの規格なのでしょうか?
それぞれのメディアのネガティヴな特徴から列記すると、
●テープ系
・磁気に弱い
・経年劣化が起きやすい
・使用頻度が高い場合、「伸び」や「よれ」が起こる
・保存状態によっては、カビなどが繁殖する場合がある
・接触記録/再生型のため、部品損耗が早い
●ディスク系
・光(特に紫外線)に弱い
・キズ・汚れに弱い
・保存状態によっては「反り」や「剥離」が起こる
・微細なエラーで再生不可となる場合がある
等があります。
また、ポジティヴな特徴では、
●テープ系
・記録容量が大きい
・万一セクターエラーが発生した場合も、情報全体には影響が及ばない
●ディスク系
・取扱が容易
・非接触記録/再生型のため、部品損耗が起こりにくい
・収納にスペースを取らない
等が上げられます。
また、RW系の有機色素記録素材を使用していないメディアは、例外的にディスク系でありながら光に強い、という面もあり、またRAM系はカートリッジに収められているタイプもあるのでディスクを直接触らずに使用することも可能です。
保存状況などにより変化しますが、RAM/RW系で表面保護コートが施されたメディアが最も保存に適しているのでは、と思われます。ただし、一部のプレーヤーなどではこの規格の再生をサポートしていない機種もありますので、これが最善、ともいいがたい部分はあります。
皆さんはどうお考えですか?
デジタルビデオカセット(以下DVC)には、「ICメモリー付き」と「ICメモリー無し」がありますが、この“ICメモリー(別名カセットメモリー”は具体的にどんな使用方法があるのでしょう?
機種によって用途の差は若干ありますが、基本的には「映像以外の各種情報の記録」に使用します。
たとえば、本来テープを本体からイジェクトすると消えてしまうタイムコード(この映像のこの部分は最初から見て何分後の映像か云々)を記録したり、頭出しのセグメント情報を記録したり、テープのタイトルを記録して任意のパートで表示させたり、といった便利な機能に使用されます。
主に編集の際などには非常に重宝する機能なので、たとえば放送をそのまま録画したり、編集を前提としない(録りっぱなし)映像などの場合には、機能を利用しないこともあります。
このICメモリーの有る無しで価格が倍近くに跳ね上がってしまう場合がありますので、ご使用の用途を良くお考えの上ご購入ください。ちなみに、同一グレードの場合テープ自体の性能に変化はありませんのでご注意ください。
あと、このICメモリー付きDVCに対応しない機器もありますので、お手持ちの機器の対応確認もお忘れなく。
オーディオCD-Rやミニディスクのシリーズには、エントリーグレードとハイエンドグレードが存在します。
アナログテープであれば実感の湧くこの「グレード差」、デジタルメディアではどのような“差”となって現れるのでしょうか。
まず、オーディオCDを例に考えてみましょう。
基本的にCDは(それがたとえデータ用であっても)再生時には常にエラーを起こしながらデータを読み込んでいます。そして、読み込む装置にはそのエラーを常に補正しながら再生する機能が備わっています。
通常、デジタル信号は01001101…といった数式によって読み込まれますが、プレーヤー側は約40桁程度のエラーは自動的に再生可能な音源として補正しています。この補正能力の差がプレーヤーの音質レベルの差になってきます。
もちろん、このエラーと補正の桁数が少なければ少ないほど原音に近く、高音質である、というわけです。また逆に、このエラーの桁数が機器の補正能力の限界を超えてしまうと、音飛びや音割れが発生してしまいます。
メディアの場合、如何に確実に色素記録層にデータを記録するか、レンズより照射されたレーザーを如何に正確に反射することが出来るかによって性能差が現れます。
これを極限まで高め、正確なデータ記録/読み出しを可能にするのが、ハイエンドメディアとなります。
そのアプローチ方法はさまざまで、
・スタンパ精度向上、または交換タイミングを早めることで製品の固体レベルを減少
・色素記録層の確実性向上
・ポリカーボネート基板の成形技術向上
・反射層の素材を高反射率のものに変更
等の先端技術がふんだんに使用されます。
結果、価格は少々高くなりますが、プレーヤーの補正能力に頼らない「生の音に限りになく近い」ハイエンドメディアが誕生するのです。
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